再生医療

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再生医療とは

再生医療とは、人工的に培養した組織を利用して、失われたからだの一部を補填する医療の事を医療のこと指します。乳歯に神経や骨・脂肪組織などを作る基となる肝細胞があることが発見されており、歯の肝細胞を再生医療に活用する研究開発が進んでいるのです。

抜歯した親知らずや小臼歯は、活用できます。

抜歯した親知らずや小臼歯を冷凍保存しておくと、いざというとき活用できます。例えば、抜歯したところに自分の歯を移植したり、歯の肝細胞を活用して 神経・骨・筋肉・皮膚など様々な部位を治療することに役立てられるのです。

おすすめ活用法

冷凍保存した歯は、将来、さまざまにリサイクル活用できることが考えられます。虫歯はもちろん、他の疾患にも。将来、ご自分や親子兄弟姉妹間で有効に活用できる為に、 冷凍保存をおすすめいたします。

将来のご自分に

できるだけ自分の歯でいたい

将来、虫歯ができて抜歯した後に、冷凍保存していたご自分の歯で活用できます。自前の歯ならではの、噛み心地を実感できます。

さまざまな病気に備えたい

将来の神経や骨、筋、その他の病気に備えて、研究が進む再生医療への期待から、保険のつもりでご自分の歯を捨てずに保存しておきましょう。

お子さん自身のために

乳歯を、いつかかかる病気に備えて

乳歯を、いつかかかる病気に備えて 乳歯は再生医療に活用できる可能性があります。将来、お子さんがかかるかもしれない神経や骨、筋、その他の病気に備えて、研究が 進む再生医療への期待から、保険のつもりで、乳歯を保存しておきましょう。
※歯の移植には使えません。

親子・兄弟姉妹間で

親御さんや兄弟姉妹のむし歯に備えて

親子・兄弟姉妹・祖父母・孫の間で歯の移植ができる場合があります。
※第三者には使えません。

再生医療に期待を託して

再生医療は、基本的にはご本人の治療に限定したものですが、親子・兄弟姉妹の間で血液型が一致した場合は、活用できる可能性があります。

エムドゲイン

エムドゲインは、スウェ一デンのビオラ社で開発された新しい歯周組織再生誘導材料です。エムドゲインの主成分(エナメルマトリックスデリバティプ)は歯が生えてくるときに重要な働きをするたん白質の一種です。歯周外科手術の際に、手術部位にエムドゲインを塗布することにより、歯の発生過程に似た環境を再現します。こうして、初めて歯が生えたときと同じような強固な付着機能をもつ歯周組織の再生を促すのです。

エムドゲイン治療の流れ

歯周外科手術によるエムトゲインの塗布は以下のようになります。エムドゲインは、歯の根元をおおい、歯周組織の再生を促すのです。

  1. 歯肉の切開、剥離、清掃
  2. エムトゲインの塗布
  3. 縫合

手術の前に

歯周組織の状態を調べるために、歯周ポケットの深さを計ったり、レントゲンを取ったり、その他治療に必要な検査を行います。エムドゲインを使った治療が行えるかどうかは、歯周病の程度や患者さんの健康状態によっても異なりますので、担当医とよく相談して下さい。

歯周外科手術

手術は抜歯をするときのように麻酔をかけて行います。まず最初に治療する部分の歯肉を切開し、剥離します。次に歯根表面の清掃を行い、エムドゲインを塗布します。最後に切開した歯肉部分を縫合し、手術は終了です。手術にかかる時間は約1時間前後で、手術後、しばらく休んでいただいた後は帰宅できます。抜糸は手術日から1~2週間後に行います。

手術の後は

健康な歯周組織を取り戻すまで、数カ月から1年程度かかります。この期間は個人差があり、また歯周病の程度によっても違います。術後のスケジュールは患者さんにより異なりますので、必ず医師の指示に従ってください。

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